Repricaのその後
2015年8月現在(レプリカ作業から約7年半・・・)
ロゴの端が見事に浮いてきてまして走行中に耳を澄ませばカサカサと音が聞こえてきそうです。
以前屋根だけは塗装し直してますが、306は元々クリア塗装が薄くて弱いようですね。
今回は見事に当初カッターの刃を入れた所から塗装がやられちゃいました・・・。

で、車齢も15才となりどうしたものかと・・・。
正直ここ数年、乗り換えも多少頭をよぎりました・・・。
アルファロメオのジュリエッタ・・・ルノーメガーヌRS・・・はたまた家族思いのシトロエングランドC4ピカソ・・・。
C4ピカソ以外は確実にサーキットで今の306より速い・・・。
ジュリエッタは最近街中でやたら見かけますし、No1スポーツグレードのクワドリフォリオ・ヴェルデ(235PS)は6MTのみで人気が出なかったのか既にカタログ落ち。
しかも国内使用の右Hはフットレストが無いらしく左足の置場が存在しないと言う、本気の走りをするには意味不明な仕様・・・。
本国仕様だと左Hなのでもちろんフットレストはあるんですけどね。
メガーヌRSはスタイリングは大好きですが、家族5人乗るには後部座席が居住性極悪。
サイドの窓が小さくて採光取れてなくて薄暗いし、リアドアが存在しないのも乗降時にめんどくさそう・・・。
後部座席のシートは座り心地もよく、車幅も大きいので広くていいんですけどね。
デザインは本当にすばらしいんですが・・・。
でもオーバーヒートミーティングに行ってみるとやたら台数が多いので少し微妙。
私、あんまり自分と同じ車が多すぎると拒否反応出ちゃうんです・・・。
ですので、巷に氾濫してる某ハイブリッド車に乗るなんて全く理解不能(乗ってる人ゴメンナサイ)w
グランドC4ピカソはウチの子供もお気に入り、屋根はガラス張りで開放感バツグン!フロントガラスも見晴らしがいい!内外デザインも近未来的!
でも・・・ミニバンなんです・・・いや当たり前ですが。
私の、車弄って遊ぶ・・・って楽しみは完全に消滅します・・・。
休日にやることが無くなり、なんだかボケそうなので却下。
まあ、最近はケーキ作ったり快活クラブに入り浸ったりと忙しく(?)はしてますけどねw
因みにシトロエンディーラーに行ったら、買い増しでC4買うならいいけど306からの乗り換えはもったいないですよ〜と説得されてしまいましたw

やっぱり乗り続けるしかないなあ・・・ではどう補修するか?
まずボディ全剥がしを施しついでに気分転換にデザインを変えてみるか?
やはり候補に挙がったのはこれ。

うほ!いいじゃないですか。完全1枚ものとは誰も思いませんね。
ボンネットだけもっと真っ白になって浮くかと思いましたが十分に許容範囲です。
青の色味が多少違うのは仕方ないところですがそれも十分許容範囲。

使用したのはこの道具
100V電動ドライバー×2 トレーサー×2 緑のドリルは使わず(使えず)

ボンネットが外れました。
アスファルトに直に置いてるところは見逃してくださいw
やはり2人作業は必須ですね。
不要な被害を防ぐためにも・・・。
もちろんボンネットに貼るためには古い物を剥がす必要がある訳で。
8月初旬、連日気温37度オーバーの炎天下作業は本気で死んじゃうので室内で作業です。
ガレージがあればいいのにね・・・。
エンジンルームにはブルーシートを養生テープで貼っておきました。
パーツ泥棒は防げませんがここ最近突然雨が降ることも非常に多いので。
まさかボンネット外したまま走る訳にもいきませんので早めに取り付けたいところ。

テンション低っ!
そんなに嫌そうな顔せんでも・・・w

まず、1番人気とも思える後期型デザインのスプラッシュパターン。
全剥がしは必須として、やはりこのデザインをやるにはホワイト全塗装後にカッティングシートの貼り付けがメインとなります。
正直言うと、後の耐久性を考慮して今回はカッティングシートより塗装面を多くしたいところ。
因みに埼玉のデカルコに依頼すると、剥がし作業をすべて私が完璧にやったとしても予算は塗装30万&カッティング40万+@だそうで・・・。
プラスして2往復のガソリン代と高速代・・・。
右の前期型デザインは塗装メインでいけそうなんですが、塗装だけでもウエストリバー(埼玉まで持っていかないと仮定)に聞くと最高で60万見て欲しいとのこと。
プラスカッティング作成ロゴ類で10万かかったとして埼玉まで持っていく手間はないとしてもほぼ同じ・・・。
すっきりして綺麗なデザインなんですが、箕面のスクーデリアスパジオさんに同じデザインが存在するのもちょっと面白くないですよね。
第一ブリスターでもない私の車両にマッチするのかも不安・・・。
そして何より1番気になったのが、
車齢15才の車の外装だけにそれほどお金をかけて故障した時の修理代も出せるのか?
という点。
もちろん今までここまで長く乗った車なんてありませんし、距離も12万km(まだまだヒヨッコかもしれませんが)なんて経験したことも無い。
でも、さすがにこの朽ち果てたボンネットは人目に晒したくない・・・。
という訳でとりあえずボンネットだけは何とかしよう・・・と、ひたすらネット検索。
実際カッテイングシートはボロボロになったけどプラーク(インクジェット作成部分)は不思議にそこまでボロボロになってないんで、キーワードは
「痛車 大阪」
いや、痛車にする気は無いんですけどねw
結構好きですけどw
痛車は全身ほぼインクジェットですからね。
で、見つけたのが
「痛車ステッカー製作施工べぇ太郎マーキング」
で、さらに掘り下げて検索すると
「カーマーキングガレージ ティーディーエム」
って言う所と同じお店であることが判明。
何とHPにはエンツォフェラーリもラッピングしたような写真があるではないですか!
これは聞いてみるしかないとメールすると2つ返事で「できますよ!」とのこと。
しかも、なんとうちの会社から車で15分ほどの場所ではありませんか。
何度かメールで打ち合わせして実際に採寸して話はドンドン進んでいきます。
では施工の模様を。

こちらも有名306MAXI前期型デザイン。

言わずと知れた306MAXI後期型デザイン。

一応今回はボンネットだけの作業にしましたが、お話すると車体サイドもすべてインクジェットでできるとのこと。
ただ・・・剥がすのがなあ・・・。
因みに剥がし作業をお願いすると幾らか聞くと30万ぐらいと。
そりゃわかります。
ボンネットだけでも結構大変でしたからね。
高いと思うかもしれませんが、高いと思うか妥当と思うかは剥がした人しかわからないと思います。
でも今回ボンネット1枚を丸々データ作ったので次回ボンネット貼るときにはチョチョイのチョイですねw
べロっと剥がして貼るだけ。
まあ、貼るのは私ではありませんが。
ここまでひび割れてからだとまた地獄なんでもう少し手前でw

今回は印刷・貼り作業代で合計5万円でした。
事情を説明してGDB関西さんから事前にイラストレーターのデータをいただいていたので新たにデータ作成の手間も要らず。
もしデータまで1から作ったとしたらプラス3万円かかるところでした。
この差は大きい。
ハチマキ代にまわせますからね。

あぁ・・・これで信号待ちで止まってて歩行者に見られても「あんまり見ないで〜!」と心で叫ばなくて良くなりましたよw

HOME
照明が写ってますよ〜。何年ぶりでしょう!ヨダレが・・・涙が・・・。

ほぼ貼り終わり。アァ・・・この艶・・・。

貼りやすいようにボンピンの上にタオル乗せて浮かせての作業。

以前のプラークに使ってたヤツよりかなり薄手です。

このあたりで私が熱中しすぎて1台目の電動ドライバーがご臨終・・・。
モーター焼きついちゃいました・・・。

おほっ!まるで砂漠の大地みたいですね。 いや、枯れた湖とでも言いますか・・・。 塗装部分の痛みなんてほとんど水虫!

今回はボンネットのデザインを丸々1枚インクジェット作成です。
大きいステッカーをド〜ンと貼ります。

最初の作り方は白貼って、上物をその上から重ねてたんですけどね。

この複雑な形状に綺麗に貼られた・・・まさに神業!

メッキがまぶしいよ〜〜〜!メッキシートは屋外保管には無理だそうです。

こちらのお店のTさんのお車(シビッククーペ)。
痛車イベント告知中(結構行きたいかもw)。

閉まってますが「ガルウイング」です。

こちらは社用車。

で、持ち込んだのはこちらです。

ボンネット外して、全剥がしして取り付けして部屋の掃除でほぼ丸2日かかりました・・・。
そして思ったこと・・・ボディ全部剥がすのはさすがにしんどすぎるっ!ってことw
今回使用したトレーサーですが、金属部には使用できますが、下地が樹脂だと使えないんです・・・。
という事は、フロントバンパーやサイドスカートはひたすら手作業・・・。
ぞっとします・・・。
しかもコーナンの安い電動ドライバーを最終2つも購入するという無駄遣い・・・。

ぱっと見、カーボンボンネットw  でも決してかっこよくは・・・ないw

部屋は粉だらけ・・・。キッチリ掃除しないと殺されます。
ピンピン残ってるのは糊?カス?みたい。

さあスタート。意外にしんどいぞ・・・。
ドリルを冷やしながらなのでなかなか進まない。

ブルーシートを敷き詰めてボンネットをセット!

アシスタントは高1になった怜士(朝っぱらから起されて不機嫌)

まずはボンネットを外すのでダンパーの取り外し

左フェンダーの青白境界ラインと正にドンピシャ!

[Antena3Television」がギリ収まりました。もう少し上でも良かったかな?

ギリ収まってます。「O」の上に、何て言うんだろ「チョン」がないのは渡したデータのミス。最後まで私も気づかずw

右フェンダーもドンピシャ!「測ったみたいですね!」と言うと「測ったんでw」と
つっ込まれましたw 確かに。

あらかじめGDB関西さんにお願いしてたハチマキとミラーのマークを貼りました。
グッと引き締まりましたね。
車検には通らないし、下手すりゃ止められるかもしれませんが外せない・・・。
一応貼った分含め3枚まとめて作ってもらいました。

何気に冷やかし半分で入札したら落としてしまったアルミに履き替えました。
古いのはSタイヤ履かすかな・・・。
お金ができればw

まずはこの写真をご覧ください。
実はこれでもボンネット後端の「CEPSA」ロゴとそのベースとなる赤い部分は1度やり直してます。
あと、プラーク(ゼッケン)もね。

ではもう少しアップにしてみましょう。