開けた穴を綺麗にします。
バリ取りですね〜。
まずはシャフトをつけてみましょう!要はどこに穴を開けるのかですね。
事前作業として、元々のシャフトはかなり長めなのでカットが必要です。
今回はディスクグラインダー(サンダー)で切りましたが、金ノコでもがんばればOKでしょうね。
んで大体の長さにカットしたシャフトを取付け、先端に粉チョークをつけます。
朱肉などでもOKでしょう。
実はお得意ヤフオクで入手したんですがパッケージ撮りわすれました・・・。お値段は¥1750でした。
「肉厚」って文字と「強度重視」・「アルミで錆びない」が売り文句でした〜!
「肉厚」って言葉には若干ピクピクしつつ・・・まあメーカーは知りませんが、似たり寄ったりかな〜なんて・・・。
最初は「ダミーでもいいかな〜・・・ボンネットもFRPでもカーボンでもないし・・・」って思ってたんですが、
やはりボンネットを開く時にボンピン付いてるのに普通にガポッでは・・・
「ちっ、ダミーかよ。見た目派手な割にはセコイっていうかショボイよな。やっぱり所詮ハリボテ?」
なんて言われてもいない言葉が脳裏をよぎります。
そそくさと隠すようにボンネット開けるのもいやだな〜って
「よしっ!やっぱホンモノでしょ!アケチャオ、アケチャオ穴!」って具合で決定しました。
ま〜リアハッチも穴開いてる訳だし。
問題はやはり失敗の許されない作業・・・開け損なっちゃあいけません。
穴だけ開いてボンピン付けられないなんて恐ろしいことは考えたくもありません!
306関係の皆々様の意見や、レプリカ製作GDB関西さんのアジトにおける様々な道具類の協力もあって
狂気の作業は始まりました・・・。
さ〜さ〜!とくとご覧アレ!
一部お見苦しい写真が登場いたしますがご容赦くださいませ。
よくみるとシャフトのトップ部分が削れちゃってます。
後は何度もボンネットを開け閉めしてシャフトの出っ張り具合の調整です。
穴とシャフトが少しずれてもゴムハンマーでシャフトを少し叩けばフィットします。
シャフトの出っ張り具合はボンネットを軽く押してボンピンが刺さる程度がいいみたいです。
ゆるすぎると走行中にカチャカチャ音がするそうです。
上の金具を止める3ヶ所のビス穴は2,5mmの刃で開けます。
ぴったり角度を決めてマジックでマーキングします。
それからポンチで叩いてから穴あけです。
タッピングビスなので小さめの穴から確認しながらだんだん大きな穴にしていきました。
穴がスポスポになったら終わりですからね〜。
次は横から当ててみました。
ボンネット先端からどれぐらいの距離かを見て角度の確認!
ボンピン取り付けです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
片方の角度が決まると次は反対側。
ここで角度が左右違うとオマヌケです!
GDB関西さんの秘密兵器レーザー水平器です。
この時まで、持参のニンテンドーDSをひたすらやってたうちの子が、この瞬間食いついてきました!
こうしてみると何か凄いプロジェクトのようです。
でもボンピン取り付けです。
やっぱりこうかなっ!
いろんな角度でマスキングテープで貼ってみてちょっと離れて見ながら決定しました!
いよいよ取り付けにかかります!
かっこいい角度はどこかいな〜?
笑ってますが心では半泣き?
なぜならGDB関西さんの赤いシートを貫通した時にこのシャフト外すの忘れててホルソーでシャフトのトップを削っちゃったんです。
ま、その内シャフトだけ交換すればいっか!
一旦閉めてみます。
ん〜、位置はOK!
ちょっと穴が小さかったので広げています。
ステップドリルの刃ですかね〜。
円錐状の刃です。
ギョリギョリと広げます。
裏穴は18mmでは小さかったようです。
皆さんお楽しみいただいてます。
皆さんから「あ〜やった方が!」とか色々アドバイスいただきながら。
みんなでワイワイやるのは楽しいですね〜!
レプリカ化からの顔なじみメンバーです。
ん〜天井が見えてます。
夜空に輝くお月様みたい・・・。
GDB関西さん、まだキャーキャー楽しんでます。
「ボンピン取り付けるのがこんなに楽しいとは思わんかったな〜!」言ってます。
その時ホルソーが見事貫通!
この赤いビニールシートまで一緒に。
あ〜あ・・・。
GDB関西さん、キャーキャー言ってたのが嘘のように直後にブルー入ってました。
さらに気合をいれて・・・。
ホルソーは開ける時にグリグリしちゃうと開けた穴がちょっと大きくなっちゃうのでなるべく刃をまっすぐのまま動かしません。
下に見えてる赤いモノはGDB関西さんが切り粉が落ちないように敷いてくれたものですが、本来はボンネット開けて何かの作業をする時にフェンダー等にかぶせて、内蔵の磁石でペタッとワンタッチで取り付けられる傷防止ガードです。
裏から開けた細い穴を利用して今度は15mmのホルソーで穴を開けます。
ここで予期せぬ出来事が・・・。
もうここで後戻りはできなくなりました〜!
ボンネット裏が開いたので今度はボンネット表ですね。
ホルソーで開けた時にドリルの刃で目印が付いてましたのでそのまままた細い刃で開けます。
凄く楽しそう・・・。
自分がやってることが理解できてないのかもしれません・・・。
「ヒュ〜ヒュ〜!」GDB関西さんが叫んでます!
完全に楽しんでるぞ、このおっさん!
後に悲劇が訪れるともしらず・・・。
その悲劇は私にも同時に訪れるんですが。
そこにホルソー(18mm)で穴を開けます。
ホルソーには中心にドリルの刃が付いてまして、その刃にはバネが取り付けてありますがそのバネは丸くくり抜いたゴミが刃に残らないようにする為のものです。
しかし、穴を開ける箇所はボンネットの骨の部分で袋構造になっています。
丸い切りかすがボンネット内に残るのが嫌だったのでバネは外しました。
これにより、くり抜いた切りかすはドリルの刃に必ずついて戻ってきます。
次にポンチでちょいと傷をつけ、そこに小さめのドリルで穴を開けます。
実際にボンネットを軽く閉めてみます。
このシャフト取付け穴はゴムクッションが付いてた所なのでボンネットにゴムの型が付いてました。
粉チョークの跡もそこにほぼピッタンコ。
ま〜確認ですね。
必要なもの
・電動ドリル(これがないと無理)
・ドリルの刃(細いものから何本かのセットがいいかも)
・金ノコ(若しくはディスクグラインダー等の切断機)
・ホルソー(私は15mmと18mmを使いましたが、表側は18mmでジャストフィット。裏側は30mm等でもいいかもしれません)
・プラスドライバー(今回はインパクト使用)
・ゴムハンマー
・さび止め用のタッチペン(見えないところなので似た色でいいかも)
・穴を開けるという作業に耐えるだけの精神力