陸上自衛隊 中部方面隊 創隊53周年記念行事

「対人狙撃銃」・・・。ネーミングがリアルに恐いんですけど。

2013.10.13

S木さん情報でこのイベント教えていただき、怜士と二人で早速行ってきました。
因みに嫁と美月と冬真は美月の小学校で開催されてる「市民体育祭」に参加ですので別行動。
私自身こう言うイベントは一度も行ったことなかったんで一度見てみたかったんです。
そう言えば子供の頃からモデルガンやら戦闘機やらが結構好きでした〜。

イベントは9時から15時までで、阪急伊丹とJR伊丹からそれぞれシャトルバスが出てるようです。
車で行こうにも近隣駐車場の様子(あるのか?ないのか?あっても満車?)も全くわからず、更にはバイクで行くにも駐輪場が現地にあるのかと言う情報も見つからなかったので、ここは素直にシャトルバスを利用することにしました。
阪急伊丹からの始発のシャトルバスが8:30なので少し余裕を見て8:20頃着くように7:20に自宅を出発。
予定通り8:20に阪急の伊丹を出ることができました。
駅を出ると自衛官が数名要所要所に案内係りとして立ってました。
シャトルバス乗り場に着くとなんと既に長蛇の列!

シャトルバスで伊丹駅まで帰ろうとバス乗り場に向かうと信じられない程の長蛇の列。
まだ1時過ぎなのに朝の比ではない感じです。
これはきついな〜ととりあえず駐屯地から出ればタクシーでも走ってるだろうし、その方が早いや・・・と歩き出したのが運の尽き。
歩けど歩けどタクシーは来ず。
来たと思えば先客が乗ってたりと、結局阪急伊丹駅まで3km程の道のりを歩いてしまいました。
こんなに歩いたの久しぶりですわ。
途中で何台ものシャトルバスに抜かれながらw

このイベント、なかなか楽しめました!
バイクならOKですが、大勢で来るならやはりシャトルバスですね。
因みにどれだけ長い列が並んでようが行きも帰りもねw
航空自衛隊や海上自衛隊も見たくなっちゃいました。
てか、自衛隊入ろうかな!・・・ムリムリ!年齢でアウトだしw。
冗談はさておき、感じたことはさすが隊員の方々はとても凛々しいですね。
今回感じたことは確かに戦車や本物の銃や装甲車も男の子(現在の&過去の)にとってはかっこよく映ります。
それは男の性と申しますか、仕方ないことかも(現に私も大好き)。
でもやはりこれらの「兵器」をぶっ放す・・・と言う状況は決して起きて欲しくないなと思い知らされました。
戦車の砲撃はまさに大地を揺るがす爆音。
空砲だけでも子供は怯えて泣き出すほど。
これが実弾で、更にはその実弾攻撃が自分たちに向けられたら・・・決してかっこいいなんて言ってられないし、それは凄まじい恐怖に違いありません。
実際地球のどこかの国ではこういった恐怖の中で生活している子供たちもいるのかと思えば安易にかっこいいなんて言ってる場合ではないなと。
日本はいろんな問題で周辺某国と最近揉めがちではあります。
周辺国の言ってることに本当にカチンとくる事も確かに多いかもしれません。
お互いの国の立場もあるかと思いますが、すべては平和的に解決しないとダメだな〜と思いつつ帰途に着きました。

戦車自体は4人乗りだそうですので体験試乗はここに乗ります。

写真ではわかりにくいと思うんで動画を。


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戦車の試乗も終わり、ほとんど見た感じなのでそろそろ撤収しようかと正門の方に歩いていたら、展示してあった74式戦車のエンジンがかかっててキャタピラ付近が動いてたので少しだけ動画撮りました。
車で言うエアサスのような動きです。
前後左右に車体を傾斜させることが自由自在で、当たり前ですがどんな地形でも走れそうですね。

乗り終わってあご紐外してますが乗車中はもちろん締めてました。

時間もお昼過ぎて、待ちに待った戦車の体験試乗です。
乗る前後しか写真撮ってません。
あわただしく準備したんで手荷物ごと携帯も置いちゃったんで乗車中は何も撮れませんでした。
動きはガックンガックンで腰を故障してたら乗らないほうがいいです。

最後の決めポーズで終了です!

実際の体験試乗は12:30からなので他の展示物を見てまわります。

続いては一番楽しみにしていた「訓練展示」。
「展示」とは言えども実戦さながらの戦闘風景を再現してくれます。
一応「展示」と言える部分はアナウンスで武器の紹介をしてくれること。
結構後ろから見てたので、どの兵器のことを言ってたのかわかりませんでしたが、伊丹駐屯地から砲撃して大阪城まで届くとか甲子園に届くとか凄まじいことを言ってました。
動画を見ていただければわかりますが、空砲とは言えなかなかの強烈な爆音。
実際に聞くと戦車からの砲撃音が一番凄まじくて、例えるなら花火大会の一番でかい花火の2倍ぐらいの感じでしょうか。
まさしく「大地を揺るがす」ほどの音でした。
体もビリビリ!
動画では子供の泣き声がひたすら入ってますが・・・5才ぐらいかなあ〜?
肩車状態で見てたんですが、完全にパニック状態に陥り
「お父ちゃん!恐い!もうおうちに帰ろう〜!」
を何度も繰り返してましたw
恐がりなお子さんは連れて来ない方がいいかも。
マジでトラウマになりますよ。
え?冬真?来年連れてこようかなw
多分平気と思いますw

ヘリコプターまで飛んできました!通称「忍者」とか「コブラ」とか言ってました。

で、入場が始まりました。
確かにピシッと揃ってて凄いんですが、たまにテレビで見る北朝鮮軍事パレードの隊列と比べると人間味(?)がありましたw

で、いろんな部隊が次々入場してくるんですが、時間的に式典が1時間15分もあるようなので出店に赴き腹ごしらえ。
これがなんと出店も多いし、安い!
フランクフルト150円、アメリカンドッグ200円、ポテト100円、焼きそば350円。
その他、スーパーボールすくいやくじ引きなど冬真や美月を連れて来た日には半日は離れなさそうなほど。
飲食系の出店は自衛官がやってる感じでした。
あと出雲そばや伊勢うどんなど名物も出てましたしいろんな名産品も販売してました。

時間もそろそろかと式典のグランドに戻るといろんな車両の紹介パレードをしてました。

除染作業車関係のコーナー。

こんなテントが張ってあったら近寄らないほうがよさそう。

災害支援の重機です。崩れた木材の撤去などに活躍。

無敵にどこでも走れそうな車。

記念に1枚(でかくなったっしょ?)。

そびえ立ってます!

必要にならないことを祈るばかり。

こんなのも。

その奥にはこんなのや・・・。

隣にも高射砲みたいなヤツ(わからない・・・)。

です。・・・手抜きすぎ?

撃ち方。写真付だとわかりやすいので迷いません(撃つことないけど)。

装備品展示コーナーにも無人偵察機。高いんでしょうね・・・。

先頭は既にどこかわからない・・・。
並んで10分経つと後ろを見ても最後尾も見えません・・・。
人気あるんですね〜!
因みに一番手前の迷彩服の方は自衛官ではなくマニアの方で熱い会話を繰り広げてました。

8:30になり、シャトルバス(期待してたんですが普通のバスでした)5台目ぐらいで乗ることができ、10分程走行して伊丹駐屯地に到着。
既に駐屯地の外には長蛇の列・・・。
駐輪場も用意されており、バイクOKでした・・・。
でもシャトルバスだと一気に敷地内に入れるので何だか優先された気分。
正門からバスは入ったんですが、一気に物々しい雰囲気。
と言うのも、ヘルメットをかぶった自衛官やらウジャウジャいるじゃないですか(当たり前?)!
しかも1人はゲートの近くで小銃背負って立ってるし!
普段、日本橋でコスプレを見慣れた私にはどうも実感が沸きませんでしたw

バスを降りて順路を進んでいると手荷物検査です。
当たり前ですね。
このご時勢、テロリストでもいたら大変!
折りたたみの傘と携帯しか入ってない私のごく平和なカバンと、怜士の昨日買ったばかりの「ポケモンXY」の「Y」のソフトが装填されたDSと夕べお腹の調子が悪かったのか
「正露丸」がきっちり準備された平和なのかどうかよくわからないカバンを見せて無事入場w

まずは戦車の体験乗車の為の先着500名の整理券をゲットしに早歩き。
バスの状況と到着した駐屯地の人の多さを見て半ば諦めかけてたんですが一応向かいます。
で、何とかゲット!

本当は所属部隊ごとの登場だったんですが、写真の並びはバラバラです。「こんなのが出てきたよ」ぐらいの感じでご覧ください。

音楽隊の皆さん。・・・と2列目を陣取ってるくせに終始脚立に乗ったおっさん!
因みに最前列の人は座ってるんで障害物なし!

その他、写真は撮り忘れましたが浄水システム車両や野外手術車両、被災地で活躍した自衛隊風呂も展示してました。
浄水システム車両は汚れた水から飲み水を作る高度浄水処理が可能だそうで、野外手術車両は2台の車両が引っ付いており、中には手術台や各種医療器具が。
まるで病院の手術室のようでした(匂いは病院のソレでした)。
ケースに入ってましたのではっきり見えませんでしたが「四肢切断器具」なる物騒な器具もありました。
自衛隊風呂は・・・いい湯加減でしたw
うちの嫁は神戸の長田区で実際に被災したのでその時に自衛隊の風呂に入ったそうです。

ウロウロしてるうちに何だか整列して物々しい雰囲気。
間もなく記念式典が始まるようです。
ここまで整然と並ばれてると目の前を横切るたびになんとも言えない威圧感がヒシヒシ。
別に取り押さえられるような悪いことはしてないんですけどね(笑)。

装備品コーナーを出ると74式戦車が。時間帯で少し動かしてくれるようです。

だそうです。

これは広帯域無線機。

対戦車誘導弾。どっちが前かよくわからんw

ラジコンヘリ・・・かと思いきや「無人偵察ヘリ」でした。